生活環境を看るということ

活躍の場が広い看護師は、求人が多い。
また看護師の職場選びは、学校で決まるといってもいいと思う。
職場が学校を作っているようなもの。学校を選び間違えると最初から精神科であったり療養専門であったりします。
転職が多いのも、そんな理由だとわたしは思っています。

看護といえば、病院や施設、在宅などで、患者さんや施設利用者の健康管理や薬などの管理、また、病気やケガに対しての治療や処置、心身のケアなどを行うのが仕事です。
しかし、看護師の仕事はそういった仕事だけではありません。
看護師になるための勉強の中のひとつ、「基礎看護技術」という教科の中に、「生活環境」という項目があります。
人を看護するためには、看護する人の生活する環境も看護していく必要があるのです。
また、看護の仕事において、看護の仕事を行う環境というのも非常に大切と成ってきます。
たとえば、患者さんを診察室に連れて行くためにベッドから車椅子へ移動を行う看護について考えて見ましょう。
一見簡単そうに見える好意ですが、看護師は次のようなことについて考えていかなくてはいけません。
・準備する車椅子は安全なものかどうか
・ベッドと車椅子の配置は移動に適しているか
・患者さんのベッドサイドへの誘導は患者さんの体の特性に適していたかどうか
・車椅子へ誘導した後、患者さんは安楽に座位を保つことができるか
・ベッドへ戻ってきたときにすぐ横になれるように、シーツなどにしわや偏りはないか
などの環境を瞬時に確認できなくてはいけません。
必要に応じて枕を使ったり、補助具を活用することもあるでしょう。
こうした判断を瞬時に下さなくてはいけないのです。
また、特に在宅の看護の場合、家の中に医師や看護師が絶えずいるわけにはいかないので、こういった環境に対する知識を家族や周囲にも徹底させることも大切です。
なた、仕事での環境への配慮も非常に大切な仕事です。
体温計や血圧計に用いられている水銀が壊れたときの対処法や水銀などを用いない電子体温計や電子血圧計に変えたり、、従来排泄物の処理に用いていたクレゾール計の消毒液をほかのものに変えるなどの環境の配慮を常に行っているのです。